神戸製鋼所の会長兼社長の川崎博也が
ついに辞任を発表しましたね。
今回は、副社長も「道連れ」で
実質会社を仕切っていたトップ2が
前線から退く形となりました。
後任については、
まだ決まっていないでそうです。
神戸製鋼所の川崎博也といったら、
データ改ざんが去年の秋頃に発覚し、
世を騒がしています。
ざっくり彼の主張を一言にまとめると、
「需要に対して、作業が追いつかなかった」
なんですよ。
でも、そのせいで国内に限らず、
海外にも影響が出ています。
例えば、
アメリカ当局は、
トヨタや三菱等の自動車メーカーに
神戸製鋼所の部品を使っていないか?
そして、使っている場合、安全性はどうなのか?
と情報開示を求めています。
「メイド・イン・ジャパン」といったら、
日本が海外に誇れる、
国としての最強ブランドなわけです。
その国のブランドに
神戸製鋼所は泥を塗りました。
さて、そんな川崎博也ですが、
今までどんな人生を歩んで来たのかを
見ていきたいと思います。
川崎博也の出身高校や経歴
出身高校
川崎博也は、
根っからの関西人です。

和歌山県伊都郡かつらぎ町生まれ
→かつらぎ町立笠田中学校
→和歌山県立笠田高等学校を卒業
特にこれといった
優秀な中高とは効かないので、
中高までは至ってノーマルな学生生活だと言えます。
ただし、
表面上はノーマルな学校でも、
彼は京都大学大学院工学研究科を終了しています。
天才でも無い限り、
普通の勉強量では、京大の院卒は
なかなかハードルが高いです。
この京大卒ですが、
彼が社長になるには
絶対的に必要な看板だったと言えるでしょう。
神戸製鋼所といえば、
国内でもかなりの大手企業。
学歴を重視する日本の場合、
大手企業になればなるほど、
学歴を重視するし、学歴次第で、
入社してから出世街道に乗れるかどうかが
決まります。
NTTなんかが良い例です。
あそこは管理職はほぼ
東大、慶応、京大を出てますから。
そして、大手企業になればなるほど、
何かしら国とのしがらみが発生します。
実際に神戸製鋼所でも、
現総理大臣が過去に関わっていたことがあります。
どういうことかというと、
神戸製鋼所は1970年に加古川製鉄所を
新設しています。
この加古川製鉄所の海外支社に
以前安倍晋三は3年間勤めていたことがあります。
総理大臣が過去に自分の経歴を磨き上げるために
入社した会社ですから、
どれだけ学歴・能力が重視されるかは分かりますね。
経歴
そして、彼の経歴を見ると、
実際に出世街道に乗せられていたことが分かります。
2001年IPP本部建設部長
2002年加古川製鉄所設備部長
2007年執行役員
2010年常務執行役員
2012年専務執行役員
2013年代表取締役社長
2016年代表取締役会長兼社長に就任

川崎博也は1954年生まれなので、
47歳で部長になったことになります。
売上高1兆7000億円弱ある企業の
部長に40代で抜擢されているのですから、
良いペースでのし上がっています。
そして、翌年の2002年には、
先ほどの安倍晋三も関わっていた製鉄所の部長。
53歳に執行役員、59歳に社長です。
もうー、これ、
僕みたいな一般人には考えられない出世人生ですよ(笑)
川崎博也の息子
川崎博也の家族構成について、
色々と探って見ましたが、
残念ながら、今回情報は出て来ませんでした。
ただし、大手企業の役員・社長まで
登りつめてる人間です。
通常でしたら、
どこかのタイミングで結婚はしています。
自然の成り行きによる恋愛ができていなかったら、
これだけの大企業ですから、
当時の上司や周辺の人から、
お見合いの一つや二つは提案されていたはずです。
なので、
息子の存在は100%いるとは断言できませんが、
彼が生きてきた環境や世界を考えると、
結婚はしていると断言していいのではないでしょうか?
まとめ
・中高は普通だけど、1人で猛勉強したのかな
・京大院卒ですから頭はかなり良い
・神戸製鋼所に入社して、すぐに出世街道に乗ってる
・政府がらみの会社だね
・公式サイトに乗ってる社長のメッセージ「ものづくり力を原動力とした複合経営を展開し社会や産業に貢献していきます。」は守ってほしかったなー