全米でも人気のBTS(防弾少年団)が原爆投下を肯定するようなTシャツを着て、ネットで大騒ぎとなった。結果、Mステへの出演が前日にテレビ局側からNGを出した。

今度は、10月30日に韓国最高裁が日本企業に元徴用工への損害賠償を命じた。以前にも日韓の関係が悪化した時に、韓流アイドルの起用は取り消しとなった。
ちょうど今は年末に向けて、色んな特番や紅白の準備が進められているが、TWICEのファンが心配なのは、「紅白に出場できるかどうか」だ。
元徴用工の賠償とは
徴用工訴訟問題(ちょうようこうそしょうもんだい)とは、第二次世界大戦中日本の統治下にあった朝鮮および中国において、日本の企業によって徴用された市民による訴訟問題。元徴用工は奴隷のように扱われたとし、日本の複数の企業を相手に多くの元徴用工が訴訟を起こしている。
韓国で同様の訴訟が進行中の日本の企業は、三菱重工業、不二越、IHIなど70社を超える
。2018年10月30日、韓国の最高裁にあたる大法院は新日本製鉄(現新日鉄住金)に対し韓国人4人へ1人あたり1億ウォン(約1000万円)の損害賠償を命じた。徴用工訴訟において大法院で結審したのは初めて。
日韓間の財産請求権の問題については、2005年盧武鉉大統領の時徴用工は1965年の日韓請求権協定で「解決済み」としてきたが、大法院は個人の請求権は消滅していないとしたため、日本政府は日韓関係の「法的基盤を根本から覆すもの」だとして強く反発した。
安倍晋三首相は「本件は1965年(昭和40年)の日韓請求権協定で完全かつ最終的に解決している。今般の判決は国際法に照らしてあり得ない判断だ。日本政府としては毅然と対応する」と強調した。
日韓請求権協定には、両国に紛争が起きた際は協議による解決を図り、解決しない場合は「仲裁」という手続きが定められている。日本政府はこの手続きにより解決しない場合、国際司法裁判所への提訴も視野に入れている。
簡単に説明すると、こうなります。
・日本統治下時代の韓国では、朝鮮人は日本国籍となった為、「朝鮮系日本人」という位置付け
・朝鮮系日本人という「市民」は、日本企業によって徴用され、労働していた
・労働環境は劣悪で、奴隷状態だったという韓国側のアピール。だから、賠償金を払え、と。
・2005年、当時の日本総理大臣と韓国大統領(盧武鉉)の間でこの問題は1965年に解決済みと明言
・にも関わらず、大統領が変わってから(2008年以降)この問題を掘り起こし始めた
・2018年10月30日 とうとう韓国最高裁で判決が下った。新日鉄住金に対して、元徴用工の4人に対して、1人あたり約1000万払えと。
・日本としては、そもそもあなたたちの国の裁判所で勝手に出した判決なんか知りませんよ。国際法に基づいて、ちゃんと動いてくれない?というスタンス。
つまり、韓国が過去の問題を出してきて、日本は「意味わかりません」状態なので、関係が悪化している。
紅白は国民の受信料で成り立ってるNHKで放送される番組なので、日韓関係が悪化すると、市民の意見を尊重し、韓流アイドルの起用を取り消すことがある。
個人的には、取り消しで良いと思いますよ。
エンターテイメントと政治は別というけど、韓国のエンターテイメント業界は世界の中でも見てもかなり規模も収益も小さい。
なので、政府も資金を投入して、デビュー前のアイドルの育成に1億とかかけたりする。
国内だけではビジネスが成り立たないので、アメリカに次ぐ世界2位に位置している日本の音楽業界に自分たちのアイドルを送り込むわけだ。
つまり、韓国のエンターテイメント自体が政府の施策の一つなので、日韓に関して言えば、エンターテイメントと政治は一緒なんですね。
紅白2018のTWICEの出場の可能性
今週中には発表される模様ですが、NHKが国民の声を気にしなければ、去年同様にTWICEの出場は濃厚と言えるでしょう。
また確定した情報が入りましたらアップします。
ひとりごと